Co-Co Life☆目線 みんなの声♯2「障がい者のスマホ事情」アンケート調査してみました!

気がつくと見てしまうスマホ。SNSやインターネットを見ていると、時間が経つのを忘れませんか? スマホの機能やアプリを障がいのサポートに役立てている人もいるようです。そこで、ライターjunkyabe(ADHD・自閉症スペクトラム)がみんなのスマホ利用の実態を調査してみました。障がい者のSNS事情やスマホ活用術など、耳よりなエピソードをご紹介します!

【スマホの料金プラン】

 Q.みんなのスマホは iPhone?  android?

 

Q.毎月のスマホ代はいくら?

Q.スマホ代って高いと思う?

 

【スマホの使い方】

Q.スマホを見ている時間は1日どのくらい?

 

Q.スマホを持つのは何のため?

 

Q.スマホでよく見ているのは?

〈みんなの声〉 自分流スマホスタイル!

➤「手で長時間持てないので、ベットガードに金具を取り付けて、そこにスマホを挟んで使っています」(30代・両上肢機能障がい、体幹機能障がい)

➤「電動車いすにUSBがあり、何かの時にはスマホに充電出来るので便利」(30代・脊椎関節炎、化学物質過敏症)

➤「TwitterのInstagramなどDMでやり取りするときは、学習障がいがあると先に相手に伝えておくとスムーズに話し合いが進みます」(20代・脳性麻痺)

➤「高いところや逆に低くて見づらいところをカメラで撮って確認しています」(30代・先天性骨形成不全症)

➤「指の力が入らない時が多いので、ポップソケットを使っています」(50代・下肢障がい、原発性胆汁性胆管炎)

【みんなのSNS事情】

Q.SNSの利用状況

 

Q.よく使うSNSは何?

 

Q.SNSを通じて障がい者同士の交流はある?

みんなの声〉 SNSを通じた交流とは!?

➤「Twitterを通して同じ病名の方々と繋がることができ、オフ会に参加させてもらったこともあります。出逢いから10年近く経ちますが、今でも病気や暮らしのことで相談に乗ってもらえて、ご縁にとても感謝しています」(30代・先天性ミオパチー)

➤「日常生活の小さな困難を、似た様な障がいの仲間と話し合って解決策を見つけられた」(10代・肢体不自由・MS、CIDP)

➤「DMでお話ししてみんな同じ悩みがあるんだなと思い安心した」(10代・脊髄腫瘍、側弯症)

➤「Facebookで患者会を見つけて入っていて、今の主治医に出会うきっかけになりました」(30代・脊椎関節炎、化学物質過敏症)

➤「Facebookの『精神疾患・精神障がい者患者の会』のコミュニティに入っています。悩みを相談しあってこころの支えになっています」(40代・双極性障がいⅡ型)

➤「SNSで知り合った同病患者さんと、月に一度zoomで近況報告会をしています」(30代・多発性硬化症)

➤「Twitterで同じ障がいを持つ方との交流会に参加してたくさん勉強になりました」(30代・特発性過眠症、ADHD)

【スマホのお買い物事情】

Q.電子マネーを使ってる?

みんなの声〉電子マネー使ってます!

➤「財布からお金を出すのが大変なので、スマホ決済はありがたい」(30代・脳性まひ)

➤「杖や車いすで手が塞がるとすぐに移動ができないため、早くレジから離れることが出来なかったが、今は商品を受け取ったらすぐにレジから離れる事が可能になり、精神的な圧迫感が減った」(50代・下肢障害、原発性胆汁性胆管炎)

Q.買い物はネット?お店?どっちが多い?

Q.フリマをやったことはある?

 

Q.よく使うフリマアプリは何?

みんなの声〉フリマアプリってどう?

➤「自分に合わなかったサポート器具が売れました」(20代・線維筋痛症・強直性脊椎炎)

➤「文章だけで売買が可能なため、言葉遣いにさえ気をつければ円滑な取引が出来るため利用がしやすい」(30代・精神障がい)

➤「視力が弱いと写真や説明を載せるのが不便です」(30代・視力障がい)

➤「障がいを隠してできるのがいいと思います。不要なものが売れた時はよかったですが、商品を説明するのがめんどくさい」(30代・知的障がい、精神障がい、気管支喘息)

➤「日常生活になくなっていた達成感を味わえます」(30代・混合性結合組織、肺高血圧症ほか)

【障がいのサポートとして】

Q.障がい者に役立つアプリと使い方を教えて

みんなの声どんなアプリを使っているの?

➤「『ミライロID』。障害者手帳が電子化されるので、手帳をわざわざ持ち歩かなくてもスマホを見せれば電車などで割引を受けられます。手帳をなくす心配もないので便利」(10代・脊髄腫瘍、側弯症)

➤「『リマインくん』。後で思い出したい事を入力してメモ代わりに使っています」(20代・脳性麻痺、知的障がい、自閉症スペクトラムほか)

➤「『Alexa』や『Switchbot』を使って、声やスマホで家電を操作しています。FlickTyperは、PCのキーボードの代わりにスマホで入力できます。どちらも付属品が必要ですが便利ですよ」(20代・脊髄性筋萎縮症)

➤「『KeepMyNotes(メモ帳)』。日々メモしておかなければならない重要なことを記入しています」(30代・自閉症スペクトラム)

➤「体調管理に役立つ『メディカルID』、スマホの視線入力で『Access』を使っています。ショートカットで各アプリに番号を設定して、音声入力で簡単に見たいページを表示できるように設定しています」(10代・肢体不自由・MS、CIDP)

➤「UDトーク。相手の音声を文字に変換して画面表示してくれます」(50代・聴覚障がい)

➤「サンドラッグのお薬手帳と処方箋を送る機能が付いたアプリを使用しています。病院の診察が終わってから送っておけば、薬の量が多くても家の近くの薬局でスグに受け取れます」(30代・脊椎関節炎、化学物質過敏症)

➤「『らくらくおでかけネット』は、車椅子での駅の情報がわかるので、普通の乗り換え案内よりも正確な移動時間がわかります」(30代・横断性脊髄炎)

➤「『いつでもおかえり』『死にトリアプリ』など、メンタル面をケアするアプリを入れています」(30代・統合失調症)

Q.どんなサポートをして欲しい

〈みんなの声〉こんなアプリあったらいいな

➤「災害時の障がい者対応の避難所など、地図上で把握できる『バリアフリーマップ』」(30代・先天性ミオパチー)

➤「視線を認識して写真を撮影できるアプリ」(10代・肢体不自由・MS、CIDP)

➤「手話通訳アプリ。聴覚障がいの人と気軽にお話したいので」(30代・過敏性腸症候群、強迫性障がい)

➤「痛みの程度を記録できるアプリ」(20代・線維筋痛症・強直性脊椎炎)

 

Q.災害や事故などスマホでピンチを切り抜けた経験はある?

➤「地震が来た時にアラームがなるので、窓際から離れたり出来る」(20代・脳性麻痺、体幹機能障がい)

➤「電話がつながらなくてもLINEで連絡を取れました」(30代・脳性まひ)

➤「深夜に大雨警報が出た際、地域の河川の氾濫状況を定点カメラ映像などから把握できて有り難かったです」(30代・先天性ミオパチー)

➤「ヘルスケアでメディカルIDを設定しているため、倒れて意識がない時でもちゃんと必要な情報を伝えられた」(10代・肢体不自由・MS、CIDP)

➤「ネットやアプリから警察や救急車を呼べるようにしています。倒れた時のために携帯に必要な連絡事項を入れています」(30代・知的障がい、精神障がい、気管支喘息)

➤「困ったことをTwitterやSNSで発信したら、沢山の方がアドバイスをくれて助かりました」(30代・横断性脊髄炎)

➤「東日本大震災のとき、Twitterで給水場所などの情報を知れて助けられました」(30代・脳性麻痺)

Q. ズバリ! あなたにとってスマホとは?

 

 アンケートを終えて 

スマホにまつわるアンケート調査はいかがでしたか? 今や人間関係や生活全体に関わるスマホは、私たちにとって「なくてはならないモノ」になっていますね。 

SNSの利用では、自ら情報を発信している積極的な人が多数派でした。また、障がい者同士のつながりの場として上手に活用している人が多いということもわかりました。実は私も同じ障がいを持つ人とSNSを通して普段話せない悩みを打ち明けたりしています。マナーを守ってよい関係を築けたら、同じ悩みや障がいを持つ人同士の交流は心の支えにもなりますよね。

また、スマホの機能やアプリは、障がいのサポートにも使えることがわかりました。障がいや病気によって「できないこと」があっても、落ち込む必要はありません。スマホはあなたを助けてくれるパートナーにもなれるんです。

今回ご紹介した読者の使い方やエピソードなどを参考に、自分なりの便利使いを極めてみるのもおもしろいですね。最近は、障がいをサポートするアプリもどんどん増えていますので、自分にピッタリのアプリが見つかるかもしれません。これからも私たちの生活の向上に役立つようなスマホの進化に注目していきたいと思います。

■この記事のライター

名前:junkyabe

障がい名:発達障がい(ADHD・自閉症スペクトラム)

■イラスト

名前:車イスにゃにゃ

障がい名:先天性ミオパチー

クスっと笑える車いす女子の日常を描いたブログを運営。

「車イスにゃにゃのにゃんのその絵日記」

http://kurumaisunyanya.livedoor.blog/