ダイバーシティ・カフェに参加してきました。

皆さんこんにちは。Co-Co Life☆女子部 事務局・ライターの榎本です。
11月23日(水・祝)に行われた「ダイバーシティ・カフェ」というイベントに参加してきました。

ダイバーシティ・カフェって何?

このイベントを主催したのは「株式会社ココダイバーシティ・エンターテイメント」。障がいや難病のあるタレントたちの総合芸能プロダクションです。義足や義手、車いすの方や、ダウン症のお子さんなど、現在31組が所属しています。今回のダイバーシティ・カフェというイベントでは、所属するタレントのみなさんとゲームをしたり、お茶やおしゃべり、インスタグラムライブを楽しんだりと、近い距離での交流ができました。
もともと、Co-Co Life☆女子部大阪版の発行人でもある同社社長の大倉伸三さんは、今回のイベントを企画した経緯について「コロナの状況も落ち着いてきて、みんなで集まりたいと思いました。今までは、音楽ライブを開催してきましたが、カフェ形式の方が小さな子どもやママも集まれるから」とおっしゃっていました。実際に、イベントには小さなお子さんとお母さんたちも参加していました。

https://www.instagram.com/p/ClyMeGAJqe1/

皆さんが作っているのは、水引。この水引は、チャレンジドキッズ&ママ(障がいのある子どもとその母親)が自宅でできるハンドメイドアクセサリーづくりの一環として作られています。
会場では、親子で仲良く水引を作っていて、とても微笑ましい光景が広がっていました。
この水引作りは、障がいのある人とその家族が在宅でもできるワークショップとなり、将来的には販売の予定です。SDGsの「1:貧困をなくそう」「4:質の高い教育をみんなに」「10:人や国の不平等をなくそう」に当てはまり、2025年の大阪・関西万博の共想チャレンジの一つとなっています。
共想チャレンジ:https://tinyurl.com/nz79h8fp

タレントの皆さんがカフェ店員に?

カフェをテーマにしたイベントということもあって、タレントの皆さんがお客様へ飲み物やお菓子の提供を行っていました。10期生のやまもとくにひろさんは、先天性右腕前腕欠損の影響で義手を使っています。義手を巧みに操り、コーヒーを入れて下さりました。
 そんなやまもとさんは今回のイベントについて「他のタレントの皆さんとは元々、オンラインでしかお会いしたことがありませんでした。今日は、皆さんと本当の意味で会うことができたので、楽しいです」とのこと。
 今後の目標はSNSの更新頻度を上げること。日本語と英語の両方で発信しているやまもとさん。フォロワーの半分は海外の方だそう。

2021年の東京パラリンピックでプラカードベアラーを務めた 今西柊子(いまにしとうこ)さんは「カフェに行くのも、店員をやるのも好きなので、今回のイベントは嬉しかったです」と笑顔を見せてくださいました。

NHKラジオ(全国放送)のパーソナリティほか、多方面で活躍している富田安紀子(とみだあきこ)さんは「今までの音楽ライブよりも、カフェイベントの方がドリンク代も安いし、お客さん同士も交流を図れるのがいいと思いました」とコメント。

富田さんのコメント通り、イベントの最中は、写真を撮り合ったり、店員さんとお客さんはもちろん、お客さん同士でも交流を楽しむ姿が印象的でした。

イベントの途中では、誕生日の近いタレントさんをみんなでお祝いする場面も。
会場が温かい雰囲気に包まれました。

イベントに参加してみて

 今回は私は、このイベントに参加してみて「すごくアットホームだ」と感じました。
ここ数年、新型コロナウイルスの影響もあり対面での交流が難しい状況でした。状況が落ち着いてきた中で、タレントのみなさんがお客さんたちとの交流を楽しんでいる様子がとても印象的でした。取材中に「タレント同士でも、オンラインでしか会ったことなかった人がいたので、集まることができて嬉しい」という話もありました。
 今後は、月1回のペースで「ダイバーシティ・カフェ」を開催する予定。次回は、12月18日 日曜日の開催予定です。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

ココダイバーシティ・エンターテイメント:https://coco-de7.com/

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