Co-Co Life☆女子部の「顔」、新編集長からのご挨拶
2016年4月1日付で、元山文菜(もとやま・あやな)が編集長に就任しました!!!
元山新編集長は、本誌でライターを勤め、
人気コラム「元山文菜のロジカル恋愛論」をはじめ、
さまざまなオシャレ恋愛記事を担当してきました。
テキパキと仕事をこなすキャリアウーマンの彼女ですが、
プライベートでは3歳の娘ちゃんを溺愛しているママでもあるのです♪
そんな元山文菜・新編集長からのご挨拶です。
このたび、編集長に就任いたしました、元山文菜(もとやまあやな)です。
「障がいや難病のある女性が、一歩踏み出すきっかけを提供したい」という想いのもと発刊された小誌も、
今年で5周年を迎えます。
そんな『Co-CoLife☆女子部』と私の出会いは約2年前。
私自身「障がい」を受容する大きなキッカケをもらいました。
この5年間、Co-CoLife☆女子部は、障がいのある人にとって影響力のある存在へと
育ちつつあると思っています。
一方、社会に目を向けると、2013年、日本の人口は4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎えました。
障がいのある人の数も約750万人と、5年間で約10%増加しております。
そして、本年4月から施行される、障害者差別解消法。
2020年に迎える東京パラリンピック。
日本は、みんなにとって生きやすい社会の実現を迫られています。
そうした中、私たち、ココライフ女子が今まで感じてきた不便さや生きづらさが、
これからの社会をつくっていくノウハウとして、必要とされる時代がきているのではないでしょうか。
だからこそ、今まで以上にココライフ女子の声が重要になってきます。
Co-CoLife☆女子部の特徴は、障がいのある女性が、自ら雑誌の企画や編集を行い、
登場するモデルも全て障がいをもつ女性であるという点です。
そして、それを支える、経験豊富な編集・ライターのプロフェッショナルがいることです。
当事者が描く世界を基に、プロフェッショナル達がさらに説得力のある輪郭を描く。
障がいの有無に関係なく多様な価値観を持つ人達が集まり作っているからこそ、
読者の悩みと欲求を押さえつつ、一般誌にも引けを取らないクオリティの高い雑誌になっています。
編集部内には、戸惑いや衝突が起こることもあります。
けれど、それこそが多様な社会の投影であり、
Co-Co Life☆女子部がリアルな社会の中で作られているという大切なことでもあります。
今後、Co-CoLife☆女子部の役割は印刷物の情報発信にとどまらず、
更に社会の中で大きな役割を果たす段階に入っていくと思っています。
そのためにも、みんなで一緒に良い雑誌を作っていきたいです。
今後ともぜひ、皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。
元山 文菜(「Co-Co Life 女子部」編集長)
※障害者数は下記を基にした概算の数字となっております。
【調査概要】平成27年版障害者白書・厚生労働省「生活のしづらさなどに関する調査」(平成23年)
・厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(平成18年)
・厚生労働省「知的障害児(者)基礎調査」(平成17年)
・厚生労働省「患者調査」より厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部作成資料