
2019年秋に開催したCo-CoLife女子部読者イベント、ファンミーティング。
抽選会で「アヴニール賞」として、プロによるヘアメイクと撮影を行うフォトプランを提供していました。この度、その撮影を隅田川沿いにあるスタジオ・ヴァンスで行いました。
フランスを
モチーフにパリ・セーヌ川と
友好河川の
隅田川。
対岸には凱旋門?トイレも
フランス語表示出口も 本格的なコマーシャルスタジオです
めでたく当選したのは、読者サポーター、齋藤いずみさん。当日はご主人と一緒に来館されました。
結婚式を挙げていないというお二人は、まずはウェディングドレスで撮影開始。続いてお二人の共通の趣味であるサッカーの応援スタイル、そして私服3パターンと合計5つのシーンを撮影しました。





脳血管炎の後遺症である両上下肢機能障がいと難治性てんかんがあるいずみさんは、10年ほどベッド上の生活だったそう。友達と遊ぶ時も自宅にきてもらう、どこかにいく時も誰かに連れて行ってもらう。 当時は、体力的にも環境的にも一人で外出することはできなかったそうです。
でも、5年前にご主人と二人で暮らすようになってからは、それまで以上に食材や栄養バランスに気をつかい、質の良い睡眠を心がけ、目標をもってリハビリを続けています。ときどき入院することもありながら、体力もついてきて、一人で外出もできるようになり、充実した毎日をすごしているそうです。
昨秋のファンミーティングはそんな絶好のタイミングでした。
ファンミーティングの様子は電子ブックでもご覧になれます。


ご主人との出会いはSNS。お互いの関心がある社会問題のトピックス、震災、福祉、人権の問題など、一緒に考えていました。 それから、いずみさんのご自宅でお互いの友人たちとの飲み会を開き、それをきっかけにふたりで会うようになりました。ご主人の好きなサッカーを一緒にテレビやスタジアムで観戦するようになり、いつのまにか共通の趣味になったそうです。
40歳過ぎに出会い、生活をしていく中で、お互いいたわり合える関係を築いています。お二人の新婚生活は、いずみさんのヘルパーさんなど人の出入りが多い生活で、じっくりと二人だけで過ごすというような、ごく一般の新婚家庭とは少し違います。「でも、主人はそれを許容してくれたので、今一緒に楽しく過ごせています」と幸せそうに語るいずみさんが印象的でした。





本日ご紹介した「アヴニール賞」の内容は、Co-CoLife女子部と提携する株式会社アヴニールが提供する、障がい者向けフォトプラン、プレシャスファミリーフォトプラン(プレフォト)。
成人式・卒業式・家族の記念・コスプレ・写真集など、障がいのあるあなたとご家族、お友だちとの大切な思い出はありませんか?
普段、著名な芸能人やファッションモデルが訪れ、ファッション誌やCMなどを撮影しているコマーシャルスタジオを貸し切りにして、同じくここで撮影をしているカメラマン、ヘアメイクアーティスト、スタイリスト、そして衣装屋が結集して撮影を行い、アルバムに仕上げます。写真だけではなく、BGMを入れた動画もOK。詳しくはこちらから。
ドレスのバランスを
整えます全体を確認します 車いすに
ひっかからないように気分も高まります 撮影直前までリボンの
バランスを調整ブーケの位置も 新郎にも手を抜きません 撮影の最初に、進め方を
説明します撮影した画像が
すぐにモニターに出ます。確認しながら進めます メイク直し ヘアメイクチェンジも 最後まで確認 足元も スタッフがカメラマンと
一緒に見守ります
写真は自分で選べます。 思わず目がマジになります。。

ゲスト:齋藤いずみさんご夫妻
スタッフ:椎名由美子(SOLUNA)、小川智子(SOLUNA)、田中康路(SOLUNA アヴニール、Co-CoLife女子部)
写真:c.h.lee(株式会社オウル)
文・取材写真:扇 強太(Co-CoLife女子部)