「H.C.R.2024 第51回国際福祉機器展&フォーラム」を取材してきました。
最先端の技術を活用した車いすや日常的に使う自助具やリハビリに役立つグッズなどが集まるアジア最大級の展示会です。
今年で51回目を迎え、国内外から402社(Web展のみの出展社を含む)の企業・団体が参加してます。
そんな会場内を編集スタッフが取材&体験し、ピックアップして紹介します。
※提携サイト「らくゆく」からの転載記事になります。

車いす専用段差解消機がさらに進化!
[CHAIN WAITER-Z1plus]
2023年の「H.C.R.2023 第50回国際福祉機器展&フォーラム」で取材記事を紹介しました。今年も出展されていましたので早速取材させていただきました。
CHAIN WAITER-Z1plusの特徴は、
1. 確認申請不要
2. 工期短縮
3. 工事費削減
4. 省スペース設計
以前のバージョンより進化していました。





<製品詳細>
株式会社 CHAIN WAITER( チェーンウェイター)
https://chainwaiter.com/
スタイリッシュなプルデバイスに乗ってアクティブな生活を!
[エンパルスF35]

エンパルスF35は車いすの前側フレームに取り付ける牽引アシストタイプで、最小・最軽量の手動車いす用プルデバイスです。
自転車に乗っているようなポジションで、とてもスムーズで小回りも利きます。アクセルは右手の親指でレバーを押し下げるタイプ。ブレーキは左手で自転車のようにレバーを握るタイプと右手と同じようにレバーを押し下げるタイプの両方がある。バックもできます!近々発売とのこと。とても楽しみです。






<製品詳細>
サンライズメディカルジャパン株式会社
https://sunrisemedical.jp/e-mobility/e-mpulse/power-assist-wheelchairs/empulse-f35
手動車いすを電動化して楽しく生活!
[E-KO アシストドライブ]

「E-KO アシストドライブ」はワンタッチの簡単着脱方式で、車いすの後ろ側に取り付けるタイプ。
スイッチONで軽く漕ぎだし、あとは速度を維持してくれるのでラクラク!
ブレーキは手元にあるスイッチOFFか、通常の車いす操作のようにハンドリムを押さえます。




<製品詳細>
FREE Bionics Japan株式会社
https://www.freebionics.com.tw/jp/product/E-KO
車いすユーザー向けトレッドミル
[WHEELY-X]

車いすユーザー向けトレッドミル「WHEELY-X」を使うと、自宅にいながらゲーム感覚で楽しみながらトレーニングができます。
アプリで複数のトレーニングモードの中からメニューを選び、画面を見ながら車輪を回して楽しめるのがいいですね。




<製品詳細>
Kangsters Corp.
https://www-wheely–x-com.translate.goog/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
車いすのタイヤ拭きがラクラク!
車いすタイヤのクリーニングサポーター
[クリサポ]

外出先から自宅に帰ったとき、車いすのタイヤ拭きが大変ですよね。そんな時、玄関で車いすに乗ったまま「クリサポ」を使い簡単お掃除!
上がり框(あがりかまち)の段差まで解消していくれるすぐれものです。これでもっと気軽におでかけしましょう!
今後、介護保険が適用されることを期待してます。


<製品詳細>
山崎産業株式会社
https://product.yamazaki-sangyo.co.jp/product/4903180204809
スマホに貼りつけるだけで3つの便利!
[スマホリング+キャップオープナー]

「スマホリング」と「スマホスタンド」機能付きのスマホケースはよく見ますよね。これに更に、「キャップオープナー(PETボトル)機能もついて3役こなうのが、「スマホリング+キャップオープナー」。
握力の弱い人には便利ですよね。


<製品詳細>
日本クロージャー株式会社
https://www.ncc-caps.co.jp/product/cap/5253/
車いすユーザー必携!
[伸縮楽らくハンド]

車いすユーザーにはとり棒が必須ですよね。マジックハンドやリーチャー棒を使っている人も多いのでは。
「伸縮楽らくハンド」は長さ調節ができ、高い場所、低い場所、つかむ、ひろうをサポート。薄いティッシュもとれて、持ち手の先に磁石がついて小さな金属もとることもできるすぐれものです。




<製品詳細>
株式会社インタージェット
https://aij-osaka.com/products/jbs111-13/
[Web展]H.C.R.Web2024は9月2日~11月1日まで閲覧可能。
https://www.hcr-web.jp/
写真:山本秀一 文:神戸剛(脊髄損傷T6-7)