「Co-Co Life☆女子部」vol.8の巻頭特集では、3人の読者モデルに変身していただきました。
誌面に載せきれなかった感想を、一挙ご紹介いたします!
Co-Co Life☆女子部vol.8の巻頭特集では、3人の読者モデルに変身していただきました。誌面に載せきれなかった感想を、一挙ご紹介いたします!
森山夏気さん(21歳・視覚障がい)
洋服の色は白やピンクが多くデザインもレースを沢山使っている物を着る事で、 可愛さだけを強調している自分の服装に違和感を覚えていました。
お店の店員さんに勧められるまま自本当は分に何が似合うのか解らないままでいいのか、このままでいいのか不安でした。
この撮影で初めて青色の洋服に挑戦しました。
服の材質も、自分が持っているような薄くてツルツルしたものではなく、しっかりしている素材の洋服を着ましたが、大人っぽくなり過ぎず自然な可愛さが表現できて、以前よりも自分を自然に出すことができ嬉しかったです。コーディネートに青い物を使ったり、ブラウスの衿を丸ものに変えてみたり、自然な色のイヤリン グを付けるなど、自分を自然に出す方法を知り、気持ちが軽くなりました。
自分に合うテイストを見つけたので、店員さんに自分が欲しい洋服のテイストを伝えて、本当に自分が欲しいと思えるものを買うぞ!という自信が付きました。
池田菜希さん(28歳・上肢障がい)
初めはすごく緊張しました。
普段使わない色の洋服を着ることで、最初は本当に自分に似合うのか不安でしたが、実際に袖を通してみると意外にぴったり似合って驚きました。
これから夏に向けてブルーのテイストの洋服を取り入れたり、ブルーのテイストの洋服に合う小物やインナーを探求して、新しい自分のコーディネートにどんどん挑戦して、自分にしか作れないゴージャスコーディネートを増やしていきたいです。
宮城永久子さん(37歳・脳性まひ)
私は忙しさからなりふり構わず仕事をしていることが多く、全身コーディネートは初めての体験で、久しぶりに自分が女性であることを意識しました。
脳性まひという障がいの特性から筋肉の緊張が強く顔がこわばってしまい、メイクをすることには強い抵抗感があったのですが、メイクさんのユーモア溢れるトークに心の緊張がほぐれ、安心してメイクアップすることが出来ました。
他のモデルさんと比べ私は年齢が高いため、この話が決まってから少しでも引けを取らないように、普段以上に食生活に気を付けたり、スキンケアを念入りにしたり 「美」を意識した生活もなかなかメリハリがあって楽しかったです。アンチエイジングよりも美しく年齢を重ねていきたいですね。
撮影中ハッとしたことはカメラマンの方が「いつも背中をシュっとしていた方がいいよ」とおっしゃったこと。 疲労やストレスが重なるとどうしても背中を丸め、手元だけで物事を解決してしまいがちです。
背中を伸ばして生活することで、視線が前を向き、その先の視野も広がると思います。
姿勢は女性として綺麗に見えるだけでなく、物事を前向きにとらえ、ポジティブにな思考に切り替えるのに大切な要素なんだと気づかされました。
用意して頂いた衣装の色が青で、寒色系の色が見合わないと思っていた私はがっかりしてしまいました。
ところがインナーやアクセサリーを巧みにコーディネートして頂いて、私らしさを沢山残しつつ、新しいカラーに挑戦できたことは新鮮で心から嬉しく思いました。
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