☆【お仕事Q&A】あなたの”お仕事の悩み”に、中村社長が答えます!
Co-Co Lifeでは、テンプスタッフフロンティア(株)と共同で、お仕事に関するQ&Aコラムを掲載いたします。
皆さんのお仕事に関する悩み・質問に、障がい者雇用に詳しいパーソルサンクス株式会社の中村社長が答えてくださいました。
★Yさん(44歳・女性)からのご質問
(脊髄小脳変性症による四肢・体幹障害)
仕事をしたいという意欲はあるので以前仮登録をさせていただいておりますが、なにぶん未経験なので不安のほうが大きく、御社のスタッフさんには幾度か対応していただいておりますが、なかなか本登録に踏み切れないでいます。
お仕事検索をしてみて、やはり未経験者の採用は少なく、フルタイムがほとんどなので、進行性難病の私にはやはり難しいのではないかと尻込みしています。
ずっと同じ量の仕事ができる自信がありませんし、障害者基礎年金を受給していること、非課税でいる限度額なども心配なので、企業も利益になる人材でないと採用しないでしょうから、未経験でパートとなどというお仕事などあるのでしょうか。
Yさん、ご質問と弊社への仮登録ありがとうございます。
障がいの状況や、年金との兼ね合いなどを考えると、確かに慎重にお仕事を探された方がよさそうですね。 そんな時こそ、弊社みたいな人材紹介会社へのご相談は有効かもしれません。
通常の求職活動ですと、求人企業1社1社へ応募して仕事内容や求人条件を確認しなければなりませんが、 人材紹介会社の担当者は、求職者の方々の代理人のような立場で求人企業と連絡を取り合っていますので、 企業へ聞きにくいような事なども確認がしやすいと思います。お力添えが必要な事、不安な事がありましたら、お気軽にご連絡下さい!
人材紹介会社の使い方は上記のとおりですが、Yさんの中で明確にしておいた方が良いと感じたことが1点あります。 (既にお考えであれば大丈夫です!)
それは、自分が「やりたい仕事」「目指したいこと」などYさんにとっての「働く目的」です。
今回の質問ではあえて触れられなかったのかも知れませんが、就業条件や障がいへの配慮点だけで仕事や会社を選ぼうとすると、ものすごく求人情報の選択肢が限定的になってしまう事が多いです。
「仕事をしたいという意欲」があるとのことですが、その「意欲がわく理由」を明確にして、それを伝えられるようにしておくことが大事だと思います。
仕事をする「必要性」や「意欲」は、仕事を始めてから誰もが必ず経験する「困難」を乗り越える為の武器になると考えています。
また、「働く意欲が無い人」「働く意味が自分自身明確になっていない人」を採用する企業も少ないと思います。 「意欲が湧く理由」というのは人それぞれです。 大切なのはそれを明確に第三者に伝えられる事だと思っています。何かを始めようとする時は、確かに不安が大きくなりますし、それはどんどん膨れあがっていくものです。
不安を消す事は難しいですが、意欲ややる気を不安と同居させて、自分の中で語り合わせてみると不安が和らぎ解決に向かうことも少なくないはずです。