世界脳性まひの日って知ってる? 10月6日はグリーンカラーでSNSを盛り上げよう

10月6日は何の日かご存知でしょうか? この日は「世界脳性まひの日」です。
世界各国で脳性まひへの啓蒙活動が行われます。

そもそも「世界脳性まひの日」って?

アメリカの支援団体が、世界脳性まひの日を制定。2012年から世界各国で脳性まひへの理解促進のための取り組みが行われています。脳性まひのシンボルカラーは、緑色。10月6日は世界でグリーンカラーを使って、脳性まひについての啓もう活動が行われます。

●脳性まひってどんな障がい?

脳性まひとは、母親のお腹にいる間から生後4週間までの間に、発生した脳への損傷により引き起こされた運動機能障がい・言語障がいのことを指します。出生時のアクシデントであり、交通事故と同じように誰にでも起こる可能性があります。症状についても、歩行が困難、構音障がいなどの言語障がい、知的障がいを伴うなどさまざま。重度障がいになる場合もあれば、見た目からは障がいがわからないこともあります。

10月6日には各地でさまざまなイベントが!

今年は「Warm  Green Day」として、「生きづらさを抱える人たちと、音楽や映像などのエンタメの力を使って、世の中を変えていこう」と活動している、一般社団法人Get in touchによる「生きづらさだヨ!全員集合!」という参加型のワークショップが東京・六本木で開催されます。
2022年9月20日に、当イベントに関する記者会見が行われました!

左:Get in touch 代表・東ちづるさん 右:日本障がい者サッカー連盟会長 北澤 豪さん

登壇者の中には、Co-Co Life☆女子部vol.38の表紙を務めてくれた、脳性まひの当事者で、元NHK東京パラリンピック競技大会リポーターの千葉絵里菜さんも映像で登場しました。実は、今回のイベントは、千葉さんの「世界脳性まひの日というものがあるのですが、世界自閉症啓発デーほど知られていないんですよね」という一言をきっかけに始まったそうです。

また、NHKバリバラのご意見番としておなじみの、脳性まひ当事者の玉木幸則さんも参加。玉木さんは「脳性まひだから可哀そうという昭和の考え方は捨てて、脳性まひについて知ってほしい。脳性まひといっても僕のように明るい人もいれば、自分の障がいが好きではない人もいるので、十人十色です」とコメントをしてくださいました。

玉木幸則さん

イベントには、玉木さんや千葉さんの他に、ユーチューバーの寺田ユースケさんなど5名の脳性まひ当事者が登壇。ぜひ日ごろ感じている想いをみんなで分かち合ってみてはいかがでしょうか。

<イベント詳細>
「生きづらさだヨ!全員集合!」
日時:2022年10月6日(木)14時~16時30分
場所:東京都 港区 西麻布 3-5-5 dōTERRA Japanビル B1ホール
 ☆館内バリアフリー、障がい者トイレあり、手話通訳あり
 ☆未就学児までのキッズスペースあり(無料・見守りスタッフあり・事前申し込み制 先着7名様まで)
料金:大人 1,000円(税込)大学・大学院生、障がい者は半額。高校生以下は無料。(当日現金でのご精算のみ)
定員:100名(先着順)
詳細はこちら

また当日は、Get in touchの呼びかけに賛同した、東京都庁やフジテレビ、小田原城などのランドマークがライトアップされます。10月6日は、ぜひグリーンにライトアップされている建物を撮影して、SNSにアップしましょう!

Co-Co Life☆女子部のInstagramにグリーンのものを投稿しよう!

10月6日は、私たちも緑のものを準備して「世界脳性まひの日」を応援しませんか?
Instagramに緑のものを身につけた写真を載せて、ハッシュタグ(#WGD106 #脳性まひ #脳性まひの日 #worldcpday)を記載し、Co-Co Life☆女子部のアカウントをタグ付けして、投稿してください!
タグ付けしてくださった方の投稿は、シェアまたはリポストさせていただきます。

Co-Co Life☆女子部のInstagramをグリーンでいっぱいにしましょう!

Co-Co Life☆女子部のInstagramはこちら

私自身も脳性まひの当事者ですが、今回のイベントを知るまで10月6日が「世界脳性まひの日」ということを知りませんでした。記者会見で玉木さんがおっしゃったように、脳性まひと言ってもさまざまなタイプの方がいます。周りの同じ障がいの友人を見ても、みんなそれぞれが違っています。世界脳性まひの日を通じて、脳性まひについての理解が広まれば良いなと思います。