第5回「ワーキングコラム」教えて!なかむら社長

☆【お仕事Q&A】あなたの”お仕事の悩み”に、中村社長が答えます!

Co-Co Lifeでは、テンプスタッフフロンティア(株)と共同で、お仕事に関するQ&Aコラムを掲載いたします。
皆さんのお仕事に関する悩み・質問に、障がい者雇用に詳しいパーソルサンクス株式会社の中村社長が答えてくださいました。

質問★Nさん(29歳・女性)からのご質問
(膀胱直腸障害3級で原疾患は難治性疾患克服研究奨励分野の総排泄管残存症
または総排泄腔遺残症。2年前から排尿、排便、性機能すべてに影響が出てきましたが現在障害者雇用4年目ですが採用時は悪化してなかったから難病とも告げていませんでした。)

現在仕事をしていますが職場には具体的に状態を知っている人がいないため仕事がやりづらいです。
事務ですが外に出て作業をすることもありかなりの量失敗することもあります。仕事を断るわけにもいかず全てを話すわけにもいかずどのように現場に理解してもらえばいいかなやみどころです。

中村社長の回答Nさん、ご質問ありがとうございます。
今の会社に入社された4年前と、現在の障がいの状況が変わってきたという事ですね。
会社の上司や同僚に状況を伝えられずにいるご心労をお察し致します。

「どのように現場に理解してもらえばいいかなやみどころです。」との事ですが、上司の方にはご相談されていますか?
仕事で「かなりの量失敗することもある」というところが気になるのですが、業務上の失敗は責任が問われますし、Nさんもそれによる心労が重なっているのではないでしょうか。

失敗が、障がいや難病の状況が原因であればなおさらなのですが「仕事で失敗をしないための仕事の進め方」や「役割の見直し」などを会社・上司に相談する事がポイントだと思います。
障がいへの配慮をお願いする必要があれば、Nさんのご希望は伝えられたほうが宜しいのではないでしょうか?

「仕事を失敗無く、効率的に進めていく方法を考える事を第一の目的に、上司に一緒に考えてもらうため、現状を説明する。」というような考え方です。

障がいへの配慮などを会社に説明する必要があるか否か?を考える際、「今の障がいの状況や就業環境・条件が、任される仕事に影響するかどうか?」が判断軸になると思います。

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